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313 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 22:34:17.00 ID:Jrw3f/bl0
「えー」
と。仲間内からは大ブーイング。
だが、たぶんこのひょろ②は新参なのだろう。
「ちょっと、トイレに行くだけでいいから。その間にその気にさせる」
・・・・・。・・・・・!!!
なに?なんだって?いまなんつった?
それを聞いて仲間うち狂喜。
どうやら、こいつは戦略に長けていることで一目置かれているらしい。
「お前の最強戦略を見せてみろよ」
とか言ってるから。そうだろう。
もしかして、さっきのは公明?とかまじで不安になってくる。
とりあえず、肩にてを置かれて、廊下にでる。
「もちろんうそだよ」
ここですこし泣いた。
スッと差し出されたヴィトンのハンカチがさらに涙をさそう。
「逃げよう」
「はい」
と、二つ返事げ逃走を決意。
ちなみに荷物はもうあきらめようと思っていたが、このひょろ②が自分のバックにいつの間にか入れていた。
338 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 22:37:42.73 ID:Jrw3f/bl0
ひょろ②は金持ちらしい。
ヴィトンのハンカチはもってな。って言われた。
ちなみに「精算すますからちょっとだけ待って」って言って1万置いて、足りなかったら、後から来るやつに。
とか言って、お釣をもらわず、カラオケショップを出る。
だが、俺は忘れていた。
201号室が出口の真上にあること。
さらにさっきトイレについてきたのは筋肉二人だけだったのに、最終的には4人になっていたこと。
370 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 22:42:06.84 ID:Jrw3f/bl0
ドスンドスンドスン。
後ろから地響きが聞こえます。
後ろが怖くて見れない。
何か冷静ながらも怒気を含んだ声で何か後ろから言ってる。
怖すぎる。
ひょろ②が、「はしって」
と、つぶやく。
俺、足は遅い。
100メートル17秒とか。陸上系は本当に無理。
でも走る。走る。
ひょろ②が俺の手を握ってくれてる。
ひょろ②早い。俺つまずく。抱きかかえられる感じで起こされて、カラオケから100メートルほど離れたパチンコ屋に入る。
そこで、状況を確認。
後ろから来るのは髭と筋肉2。
ひょろ①はこない。
筋肉こわい。こわすぎる。
鬼がいたら、たぶんこんなんって顔になってる。
まって。俺なんで怒られてるの?
393 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 22:45:59.45 ID:Jrw3f/bl0
そいつらは以外と頭がいいらしい。
黒筋肉が入り口で待機、残りの二人が探す。感じになってる。
俺とひょろ②は黒が見える一で隠れる。
黒筋肉は電話でなんかしゃべってる。
初めてはいったがパチンコ屋うるさい。
俺は耳がいいんだ。耳鼻科で人の倍はいいでしょうって言われるくらいいいんだ。
そこいらで、ひょろ①が駆けつける。
さて、どうしようか。
「こっち」
あなたについてきますよひょろ①さん。
417 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 22:49:52.49 ID:Jrw3f/bl0
ごめ。最後のやつ②ね。
ひょろ②は従業員出口みたいなところに俺を連れてく。
そして玉持った金髪ピアスの兄ちゃんに止められる。
「ちょっ、なにやってんすか。ここは・・・」
ひょろ②はすっと一万を出す。
「えwwwもらっていいんすかwww通るんすかwwww。どうぞ」
ここまで本当のDQNも始めてみた。ちなみに本当にこのしゃべりかたをした。
んで、外に出るのかとおもったら、従業員出口なかくらい。狭い、汚い。
「大丈夫?」
「なんとか」
ひょろ②はでかくて頭ぶつけつつ俺の前に立ってくれてる。
そして、ようやく、外に出れた。
444 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 22:54:14.00 ID:Jrw3f/bl0
ちなみに出たところは、俺も初めて入る道路裏。
今自分がどこにいるかわからない。
そして、俺はここで本当に自分が馬鹿だと言うことを思い知った。
携帯、が、無い。
すぐに先に急ごうとするひょろ②をとめる。
「あの、あの」とかどもってると、「どうした?」ってすごいやさしい。
「携帯忘れてきちゃって」
と、言ったら一瞬固まったが、
「待ってて。動かないでね」
と一言。
「私、昔陸上部だった」
それだけ言うと、全速力で走り出す。
とりあえず俺はゴミ箱の横に隠れる。
477 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 22:57:55.59 ID:Jrw3f/bl0
そこで、恐怖の声が聞こえてくる。
「どこぉだぉらぁぁぁっ」
筋肉が怒ってる。
てか、DQN従業員出口通しただろ。
しね。氏ねとかじゃなく死ね。
まじで、怖い。本当に怖い。
でも、漫画に描いたような生ゴミを捨ててあるゴミ箱の横にうずくまるしか俺には出来ない。
荷物は全部ひょろ②の鞄の中。
みつかったら、抵抗するすべが無い。
「ここかおらぁっ!!」
黒筋肉でした。
なるほど恐怖で尿意を催すとはこのことか。
トイレに行きたい。
503 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 23:00:57.04 ID:Jrw3f/bl0
漫画好きであげたのはDグレとか黒執事とか。
正直腐女子が喜びそうな奴を上げたのは確かですが。
ガチで震える。ガチで歯がガチガチなる。
せめて武器でもあれば。とかまじで思う。
「いねぇのか?」
とか言ってる。
いねぇよ!!っていってやりたかったが、無理。
バンって俺の隠れてるゴミ箱に何かが当たる。
多分蹴った缶かなにか。
こっち来る。
538 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 23:03:57.61 ID:Jrw3f/bl0
どうやら俺の髪の毛が見えてた模様。
「みつけたぞ。おい!!」
ゆっくり来る。
涙なのか汗なのか。いろいろ顔がまずいことになってる。
そして、そそり立つ黒い筋肉。
そして、なぜかやさしく
「いこっか」
ぽんって肩に手置かれた。
うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!
って言って、ポケットに入れた手を抜いた。
怖くて気づかなかった。
俺、愛用のペンだけ、ポケットに入れてたジャン。
それで、手を引っかく。
一瞬筋肉がひるむ。
逃げろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっ!!!!!!!!!
578 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 23:07:09.59 ID:Jrw3f/bl0
俺逃げる。
図で書くとわかりやすいが、カラオケからこのパチンコ屋まで約100メートル。
で、裏に回る、そこから、また表に出る。
こんな感じで、カラオケからみえる位置に出た。
そうしたら、街中を疾走するひょろ②。
手には俺の携帯。
愛用のペンは落とした。そんなことを言っているばあいじゃないので、ひょろ②の手を取る。
そして、ひょろ②と一緒にまたパチンコ屋にはいる。
黒筋肉は細い通路で引っかかってて、すこぶる遅い
600 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 23:10:00.74 ID:Jrw3f/bl0
ひょろ②さすがに陸上部だと言ってもこの暑さ。
汗がとめどない。息はそれほど上がってなかったが。
とりあえず、そこで5分ほど待機。
その間に携帯のお礼を言いまくる。
「いいから。いいから」
と、本当にやさしい。
ここで、ひょろ②の携帯にメールが届く。
どうやらひょろ①のようだ。
「黒薔薇のメンバーみんな来るって。どっかに逃げないとちょっとまずいね」
五人じゃないんですか?
645 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 23:13:26.77 ID:Jrw3f/bl0
ちなみにひょろ②も黒薔薇が何人いるか正確に把握して無いらしい。
でもあの中で今日あった人は2人いて、見た事ある人でいなかった人が1人いるらしい。
「ごめん。ばれた」
とひょろ②が申し訳なさそうに言ってくる。
俺には何もいえない。
街中を疾走してくるひょろ②の姿が印象に残りまくってる。
「とりあえず、なんとかして電車に乗ろう」
ここから駅まで約2キロ
669 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 23:16:06.32 ID:Jrw3f/bl0
言っておくがひょろ①はいい奴ではない。
ひょろ①から来たメールに「黒薔薇全員集合。おまえら覚悟しろ」
て、書いてあった。
後で見せてもらったから間違いない。
ちなみに疾走するのはまずいので、ゆっくりと歩く。
怖すぎる。周りが全員アッーの人に見える。
そして、なによりも。トイレに行きたい。
711 名前:1[] 投稿日:2007/08/15(水) 23:20:48.12 ID:Jrw3f/bl0
トリップつけるのこれでいい?初めてなんだ。
「あの、トイレ」
て、言うと、ひょろ②は
「もうちょっとがまんして」
ですよね~。
ちなみにゆっくりと歩く。
本当に怖い。あと1キロ。
そこで、携帯がなった。
「とりあえず今8人いるって」
739 名前:1[] 投稿日:2007/08/15(水) 23:23:21.92 ID:Jrw3f/bl0
「たしか君の家の住所割れてるよね」
「あああっ!!!」
そうですよ。手紙だすから、住所教えてとか言われて話しちゃいましたよ。
なるほど、まずい。
これはまずい。
「私の家はみんな知らない。一駅だからうちにおいで」
「わかりました」
すばらしく出来た人だ。
こういった人間になりたい。
814 名前: ◆XeenxDFYe2 [] 投稿日:2007/08/15(水) 23:28:44.70 ID:Jrw3f/bl0
OKかな。
なんとか黒薔薇と合わずに駅までつく。
どうやらひょろ②の実家は俺の家に行くには信越線に乗るらしい。
うちとは逆なので、ちょっと帰りの事を考える。
うちの親は楽観主義なので、遅くなっても問題は無いが、金があまり無い。
すっとひょろ②が俺の前にでて、切符を買ってくれえる。
「はやく」
うん、いそごう。
839 名前: ◆XeenxDFYe2 [] 投稿日:2007/08/15(水) 23:31:31.24 ID:Jrw3f/bl0
簡単にひょろ②を説明すると、ねぎまのこのかのお父さんに似てる。
後々聞いた話、証券会社(難しいことはわかんね)の社長さんらしい。
そして、電車に乗り込む。
ここでようやく一息ついた。
そして、トイレを済ませると、一駅なので、すぐにつく。
この時大体4時半くらい。
869 名前: ◆XeenxDFYe2 [] 投稿日:2007/08/15(水) 23:34:55.65 ID:Jrw3f/bl0
ごめ、電車の名前は釣。
ひょろ②は38。これも後後聞いた。
そして、駅を降りる。
「すぐそこ」
すぐそこでした。
・・・・・。
このときは社長さんだって事を知らなかったのでマンションの素晴らしさに驚きました。
部屋までつれってもらう。
内装とかがヤバイ。ただの金持ちじゃないオーラが出てる。
「ごめん。きたなくて」
いやいやいや。全然。
そこで、ひょろ②が黒薔薇のだれかしらに電話をかけた。
「今日は、ごめん。この子だけは助けたかった」
本当にいい人でした。
終わり?
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 20:23:50.46 ID:Jrw3f/
一体5はありえないだろ。常識的に考えて。
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 20:27:46.35 ID:Jrw3f/bl0
TWで友達になった女子高生と夏休み中に会うという予定が立ったのは2ヶ月くらい前だったか。
ネトゲでの友達とか初めてだし、しかも最初の友達とかが会うって言ってくれるのは正直嬉しかった。
こっちは男キャラで、もちろん普通に喋ってて、向こうは言葉から推測するに純粋でかわいい人っぽい。
予定も決まり、服も選んだ。
後は、待ち合わせたカラオケボックスに行けばもしかして、童貞捨てられるんじゃね?とまで考えた。
だが、フラグがたったのは尻の処女だったらしい
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 20:31:12.40 ID:Jrw3f/bl0
田舎に住んでるから、カラオケが場所まで電車とバスで一時間半くらいかかる。
もちろんその中でも胸のどきどきがとまらない。
いつもならipodから流れてるのはふぃぎゅ@とか電波曲だが、今日はなぜかポルノとかを流す。
ニヤニヤがとまらない。
ちなみにこっちは写真を出している。
写真をだしてもなお会いたいということは、俺に気があるに違いない。
電車で寝ながら寄りかかってきた親父にもやさしい気持ちを抱いた。
そして、俺はカラオケにたどり着いた。
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 20:34:01.67 ID:Jrw3f/bl0
携帯で連絡を取ると、すでに部屋に入っているらしい。
カウンターで「○○さん達もういらしてるでしょうか?」と店員に聞いてみる。
「えっと、しょうしょうお待ちくださいませ」
wktkしながら本当にしょうしょう待つ。
「ああ、20分ほど前に○○さん方すでにご入室ですね。201号室になります」
・・・・・方?
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 20:41:17.54 ID:Jrw3f/bl0
ん?たしか1人でくるとか言ってたはずだが。とか思いながらも2階に向かう。
でもwktkがとまらない。
もしかしたら女友達と一緒に来てて、うはーってな展開にもなりかねない。
ニヤニヤしながら、201号室の前まで行く。
二度ほど顔を叩いて冷静を作り、ドアを開けた。
第一印象は重要だ。さわやかな笑顔。久しぶりに着る、ちょっと良い服。まぁ俺の中では完璧に近い。
そこには地獄が待っていた
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 20:44:20.61 ID:Jrw3f/bl0
「す、すいません部屋を間違えました」
これが部屋に入ったときの第一の感想だった。
だが、そこにいた筋肉ダルマ2人と髭おやじ1人とひょろひょろ2人が俺を現実に引き戻す。
「ああ、間違ってないですよ」
「あってますよー」
残り三人は大爆笑
お前らはなぜそんなにテンションが高い?
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 20:47:00.53 ID:Jrw3f/bl0
「えっ・・・・と」
とか、俺の思考回路はショート寸前。
「まぁ、とりあえず事情はおいおい説明していきますので、どうぞ」
とか言いつつひょろ①が席を空ける。
そしてなぜか座る俺。
・・・・・・。
●●●○●● (白俺。黒形容しがたい人々)
はさまれた!!!
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 20:50:26.05 ID:Jrw3f/bl0
怖い。怖すぎる。
髭の親父はなぜかよくわからん洋楽をいれ、1人で熱唱しはじめる。
よくわからない言語がさらに場を重くする。
そののりなのか、さっきから中心になっているひょろ①が事情を説明しはじめた。
「ごめんね。僕達。嘘付いちゃった♪」
♪ ね。初めて言葉から俺は記号を連想したよ。
にしても。
嘘ついちゃったじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇっっっっ!!!!!!!!!
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 20:53:22.45 ID:Jrw3f/bl0
一応俺も馬鹿じゃない。ここらで状況を把握し始める。
ちなみに俺は新参だがVIPPERだ。
これはもしかしたら【TWでネカマして馬鹿な男を釣るオフ】とかか?
いや、常駐してたが、そんなスレは無かったはずだ。
と、言うことはこれは、なにかしら、VIP以外で進んでいるなにかだと言うことに気づき始める。
それにしても。
この筋肉ダルマはなぜタンクトップをばさばさやりながら横目で俺をみてくるんだ?
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 20:53:05.44 ID:sWflenz8O
元からホモる気だったの?女って嘘つかれたの?
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 20:56:08.55 ID:Jrw3f/bl0
>>20
どうやらそうらしい
「えっと。じゃあいろいろと言いたいことはあると思うけど、すこしずつ説明してくね」
「え、あ。はい」
それにしてもこのひょろ①のりのりである。
髭親父の入れたよくわからない洋楽をバックにとてつもない状況説明がはじまった。
「僕達はその、解りやすくいうと男の人たちが好きな人間でね」
うん。その先は言うな。把握した。
とりあえず、この先の話は覚えてない。どうやって逃げるかに俺の頭はフル回転し始める。
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 20:59:11.46 ID:Jrw3f/bl0
とりあえず、説明は終わる。
聞いた部分だけをつなぎ合わせて要約すると。
女キャラでホモに興味がありそうな男を釣る。
で、【黒薔薇】とか言うチームで総攻撃をかける。
黒薔薇の時は噴出しそうになったが、なぜかみんなそこではマジ顔になる。
てか、噴出しそうになって、噴出してる余裕が無いことに気がつく。
ちなみに俺がホモに興味がありそうな人間に選ばれた理由は、漫画の趣味。だそうだ。
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 21:03:16.43 ID:Jrw3f/bl0
ちなみに俺はここでやっと俺のアナル処女がヤバイ事に気がついた。
VIPとかでよくホモスレを見るけど、本当にそういう人種がいるとは思ってもみなかった。
「まぁ、とりあえずカラオケはみんなの親ぼくを深めると思って。楽しんでよ」
楽しめるわけがない。
ちなみに今のところ曲を入れているのは髭だけ。
君も入れて、と言われてとりあえずポルノのシスターを入れてみる。
声が上ずる。上がる歓声。
なぜか「うわ。かわいいわ」とか言われてる。
あまり、調子に乗るなよひょろ①
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 21:05:49.94 ID:Jrw3f/bl0
ちなみに逃げ出すのは状況的に不可能。
歌ってるときも、座ってるときも、話を聞いているときでさえもあらゆる逃げ方を考える。
だが、その俺の思考を読んだかのように、なぜか筋肉どもが、逃げようとした男を半レイプしたことを語り始める。
ちなみにその哀れな子はひょろ②のようだ。
エロゲか!いや。違う。そうじゃねぇ。
いろいろと突っ込みたいが。そうじゃねぇ。突っ込みたいって言う意味もお前らの考えてるのとは違う。
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 21:03:33.19 ID:Sg2R6qI5O
>>1鯖どこだよ
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 21:03:52.78 ID:55R9fUVy0
ちなみにスペックkwsk
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 21:10:23.73 ID:Jrw3f/bl0
>>34 ネニャフルでやってる。もしあれなら養殖付き合ってくれ。白テチはつらいぜ。
>>35 俺 高3。身長160体重54。顔は普通だと思いたい。
ひょろ① どうやら黒薔薇のリーダーらしい。身長170後半。テンションが高い。
ひょろ② レイプにより目覚めた方。165、6。一言も喋らないが、ニコニコと笑顔を作っている。
筋肉① 黒い、硬い、でかい。いや。体がな。
筋肉② 白い、硬い、小さい。体がな。
髭 きもい。しょうじきキモイ。歳が45くらいか?とりあえず歌を熱唱。
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 21:13:40.36 ID:Jrw3f/bl0
俺以外の5人は本当に楽しそう。
でも話題が濃い。バイアグラがな。とか25センチのあれがよぉ。とか筋肉どもが話してる。
そんなことはどうでもいいんだ。俺はとりあえず逃げる方法を考える。
でも、席は囲まれている。前には机があり、したは通れないことは無いが、捕まえられる確立はかなり高い。
では。どうする。ここらでの俺の脳は人生でTOP3に入るくらいフル活動。
んで、俺の頭の中に考え付いた逃げる方法は3つ。
まずは一つ目。
これは確率的には一番助かる確率が低い。だが、やらないよりはましだ。
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 21:16:37.89 ID:Jrw3f/bl0
「すいません。喉かわいちゃって。なにか頼んでいいですか?」
と、やばい。俺もちょっと楽しくなってきちゃったー的なノリで発言。
一瞬シンと静まり返る。
キョトンとする俺。
そして次の瞬間。
「たのめ~!!酒か?酒にするのか?高校生!!。おじちゃんがゆるしちゃおう」
「ほれ。これでな。画面にむかってピッピッピってな。わかるか~高校生だもんな。思春期だもんな」
「酒だ。酒を入れろ。酔え。酔え~!!」
会場。割れんばかりの大歓声。
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 21:21:07.99 ID:Jrw3f/bl0
ぽかんとなるも、歓喜はとまらず。
勝手にどんどん注文される。
「高校生ですし。高校生ですし」
と俺の話は右から左へスルーらしい。
どんどんと注文される酒。酒。酒。
ポッキー、麺をあげたやつ、ロシアンルーレットピザ。
そこいらで、ひょろ①がおもむろに部屋の電話を取る。
「あ、すいません。201号室ですが、割り箸を多めにもらえますでしょうか?」
俺知ってる!!こののり知ってる!!王様ゲーム!!!
この時に死を覚悟したのは言うまでも無い。
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 21:25:24.74 ID:Jrw3f/bl0
んで、まずは飲み物が運ばれてくる。
俺はここでまず最初の逃げる案を実行した。
このカラオケはワンオーダー性である。
ようするに、こいつらはすでに飲んでいる。酒ではないが。
てか、ここで酒も飲んでないのにここまで騒げるこいつらに敬意を表する。
最初のカード!!
「しつれいしまーす」と入ってくる、馬鹿そうな女に、泣きそうな眼を向ける。
んで、ちらちらと俺の机の場所をみる。
そこには俺がやつらの飲んでる飲み物から結露した水で書いた110の文字。
気づけ。気づけ。ほら。この状況やべぇだろ?気づけって。
よし、俺の前にそのカクテルを置くんだ。ほら、下を確認しろ。
トンッというグラスを置く軽い音と共に、110の文字は消え去った。
83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 21:32:11.27 ID:Jrw3f/bl0
・・・・・。
ふっ。と心の中を自嘲と共に虚無の風が流れていく。
ま、まぁいい。最初のカードは一番確立は低かったし、このカードは再使用可だ。
また機会を待とう。
ちなみにここで万が一にそなえて、俺の持っている武器を確認。
ちなみに俺は絵や小説を書くのが好きだ。
ミニスケブとルーズリーフと筆箱は常に持って歩いている。
トーンカッター。カッター。コンパス。
とりあえず殺傷能力がありそうなのはこの辺か。
ちなみに、俺が酒を飲むかをずっと見守っていた筋肉どもが、スケブを持ってるのに気がついたようだ。
ま ず い ね。
まずいですよね。これは
スケブの最初には友達にチンコの書き方講座とかやったやつが残ってる。
たしか、消したが、すこし薄く残ってる。
↑を書いてそれに肉つけをすると、簡単にチンコになるんだぜーとかいったのを覚えてる。
「おお。スケッチブックじゃん。文系の男の子ってかわいいよね」
・・・・・。
ぎゅっとスケッチブックを握る。筋肉は奪い取ろうとする。
どうやらその動作がひょろ①と髭のツボをついたようだ。
「かわいー」
お前らはかわいくないな。
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 21:36:05.06 ID:Jrw3f/bl0
奪い取られますよね。
腕が倍以上あるし。
いや、俺これでも剣道やってたから、腕は太いつもりだけど。それでも二倍はあるよね。
ちなみに釣だとか、腐女子だとか、そんな生ぬるいもんじゃない。
んで、筋肉はスケブの一ページ目には反応せず。よし、消えていた。
ちなみにその後は水彩の風景画が続く。問題はない。
だが、最後のほうに友達とネギま本を作るときに打ち合わせしたラフが残っていた。
エヴァさまに加えられているネギに非常に反応した模様。
「これと同じことしてあげよっか?」
断固拒否
96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 21:38:30.94 ID:Jrw3f/bl0
ああ、スケブは鞄の中に入れてるから。
さて、なぜか盛り上がってきました。俺以外。
髭は千の風を熱唱しはじめる。
ひょろどもは俺に酒を飲まそうと必死。
そろそろ次のカードに行かないとまずい。
そう思い始める。
「すいません。ちょっとトレイ言ってきていいですか?」
「あー俺も行く」
「俺~」
ですよねー。
113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 21:43:26.18 ID:Jrw3f/bl0
だが、俺のカードはこれを想定済みだ。
いいだろう。いっしょに行ってやろう。
トイレに行く。
筋肉どもはなぜか、便器からすこしはなれて小便をする。
チンコが見える。やつらは俺の顔を見る。
見ないフリをしたが、1人は小さい。一人は、俺の倍ある。
ふ ざ け
いや、そんなことを言っている場合ではない。
「すいません、ちょっと腹の調子悪いんで」
とかいって、大便用に入ろうとした。
「よし、俺も一緒にはいってやるよ」
断固拒否!!
これは無理。さすがにやばい。俺はすいません、ちょっと限界なんで。
とか、華麗にスルー。間一髪でアナルを守り抜く。
さて、これで先に帰っていただければ。俺は逃げる。
愛用のペンだけはポケットに確保済み。
財布もポケット。とりあえず問題はなさそうだ。
とりあえず素数を数える。
でも、素数がなんだったかいまいち忘れたので、ネギまキャラを1人ずつ出席番号順にいう。
122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 21:47:44.87 ID:Jrw3f/bl0
手を洗う音がして、筋肉どもが出て行った。
ドアがバンっていった。
すこし様子をみる。
のどかの次を思い出せてなかったので、必死に考える。
そのとき。
ッドターン!!
ビックッ!!てなった。
ちょっとちびったかも知れない。
大便用のドアが軋む。
ふ ざ け・
だから、そんなコト言ってる場合じゃない。
とりあえず状況把握。
流すフリをして、外に出る。
ひょろ②を抜かした4人がトイレの壁に耳をつけていた。
「えっと・・・」
「ばれっちゃった」
「ばれちゃったね」
どうやら、4人で重なったら、髭が上から落ちた模様。
137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 21:50:25.14 ID:Jrw3f/bl0
さすがにここいらで正直こいつらは冗談でやってるんじゃないって事に気づき始めた。
その後も何回か、「俺、この子とトイレに残るわ」とか
アホですか?と聞きたくなるような会話が聞こえてくるが、聞かなかったことにする。
んで、四人に周りを囲まれつつ、あの悪魔の部屋に帰部屋。
また●●●○●●の状況に逆戻り。
こいつら、そうとうてだれだな。
149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 21:54:55.62 ID:Jrw3f/bl0
だが、ここで無言を貫いてきたひょろ②が俺に紙を渡してきた。
タバコの銀紙の部分を破った紙で、アンケート用紙のペンで小さく 逃げたい? て書いてある。
キタコレ!!!
ちなみに俺この時かなり涙目。
銀紙を丸めてポケットにしまってから首を立てに振りまくる。
ちなみに髭はインザネイビーとかベホイミが口ずさんでた歌を入れた。
熱唱しているが、俺の耳には聞こえない。
筋肉どもも過去の武勇伝で笑いあっている。
これは、いけるかもしれない。
俺はひょろ②にアナル処女を託した。
159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 21:59:08.87 ID:Jrw3f/bl0
ここで俺はカード一に戻る。
結露した水滴でどうやって?と小さく書く。
ひょろ②が確認したのを見て、すぐに消す。
筋肉は俺に酒を勧めてきたが、飲まない。
変わりに麦茶を頼んでくれるそうだ。
それなら飲む。
そんなことはどうでもいい。
ひょろ②は俯き加減ながら、微妙に顔を左右に振って、みんなに見られてないのを確認すると、俺と同じ方法で
走る
と書いた。
ごめん。無理orz
172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 22:05:30.67 ID:Jrw3f/bl0
ここで、事体は急展開。
俺の横に座ってる色白筋肉が、俺にもたれかかってきた。
「よったわー」
とか言いつつ、ひじを腹に当てる。んで、その手は当たり前かの用に股間へ。
俺もマグナムはヒュンと音を立てて最小モード。
筋肉ニヤニヤ。
「あの。あの。ちょっ」
とか、俺声でない。
「いいじゃねぇかよ。ここまでいるんだから、もうその気なんだろ?」
ここだけは言わせてくれ。
ふ ざ け る な。
んで、なぜか髭は歌ってたSAM41の歌を止める。
凝視。本当に笑えない状況がやってきた。
俺本当に半泣き。
気は凄く弱い。本当に怖い。怖すぎる。
ひょろ② 「まだ、お互いの同意ないだろ?それじゃ犯罪になっちまうぞ?」
冷静。沈着。かっこよす。
おまえになら処女をやってもいい。いや、この状況でその冗談はつうじねぇ。
「すいません」
とか、なにがすいませんなのか。男の手を払いのける。
ひょろ②の話が通じたのか、筋肉は手をどける。
ひょろ②。お前だけが希望の光だ。
192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 22:09:56.18 ID:Jrw3f/bl0
そして、ここで、ロシアンルーレットピザが焼きあっがった模様。
大量の箸と共に運ばれてくる。
「おーさーまーげーむぅぅぅぅぅぅんっ」
むーんってなんだ。むーんて。髭自重。
「王様の言うことは絶対だかんね。だかんね」
筋肉。お前、変えれよ。ジムとか、そういう感じのところに。
208 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 22:12:52.19 ID:Jrw3f/bl0
そして、髭が歌うのをやめ、そそくさと、王様ゲームを作り始める。
そこで、なぜか筋肉がまがーれスペクタクルを入れる。
一本のマイクを自分に、一本を俺に。
ふむ。これは歌えと?
ちなみに十八番だ。気を紛らわすために歌う。
本気で歌う。筋肉も本気。なぜか綺麗にはもる。
点数は人生で最高点96点。
筋肉狂喜。「最高のパートナーなんじゃね?」とか戯言を抜かす。
そして、王様ゲームが完成した。
225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 22:16:39.55 ID:Jrw3f/bl0
ここまで王様ゲームでマジになったのはまじめてだ。
本気で王様を狙いに行く。
ちなみに、さっき作るときにお前はミスを犯した。
王様を書いているのを俺に見られたこと。
その俺は絵を描く能力が微細ながらもあること。
小説で状況を把握する能力をある程度獲ていること。
王様の真ん中辺りは水でぬれている!!!!
俺の順番は三番目らしい。
筋肉黒は違う奴をひいた。白も違う。
これだぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ。
4番。
俺死んだかもしんね。
249 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 22:20:52.57 ID:Jrw3f/bl0
「ん~~ぅ。おぅさ~ま。だぁーれ~ん?」
やっと解ってきた。この髭は微妙にオカマらしい。
そういえば手つきとかも妙にくねくねしていたのを思いだす。
「おーーーーれーーーーー」
白筋肉自重。
お決まりだが
「最初はゆっくりな。ゆっくりな」
と、スローペース宣言をする。
「ん~じゃあ。一番と」
よし。免れた。
「5番が!!。キス!!!」
258 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 22:24:21.31 ID:Jrw3f/bl0
そして。
一番はひょろ②のようだ。そして5番は髭。
「ひさしぶりだな」
とか、髭の眼がトロンとする。
てか、トロンていうオノマトペをリアルで見たのは初めてだ。
ひょろ②も優しい奴ではありそうだが、拒否はしないらしい。やはりホモか。
じゅるるるるっるるっっっっ。ぷーーーー。ぽん。
キスってぷーって音するものなんだ。
282 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/15(水) 22:28:54.11 ID:Jrw3f/bl0
そして、二回戦目。
あの、悪夢の声で王様だれ宣言がされる。
髭の頬は微妙に紅葉している。うぶなんですか?この状況下で?と、聞きたくなる。
と、いうか、そろそろ逃げ出さないとまずいだろ。
とここでなんとなくその場にい続けていた俺の脳が働き始める。
そして、俺はまた4番。ちょっwwww。水ついてるの選んだら4番なのに、またそれを選んだ俺。
そして、王様はひょろ②。
ここで、ひょろ②のアイコンタクト。
たぶん何番?と聞いている。
俺は目のゴミをはらうふりをして、指を四本立てる。
「じゃ。俺と、○○をちょっとだけ、2人にさせて」
あ、数字見えませんでしたか。